天の川と流れ星

こんにちは、アラ還おやじです。

今日は、二十四節気の「立夏」ですね。
「立夏(りっか)」とは、夏の兆しが見え始める頃、つまり今日の立夏から夏が始まると言う意味があります。
二十四節気にある「立春」「立秋」「立冬」も立夏と同じように季節の始まりを表しています。

今日も立夏に相応しく、夏を感じるような陽気となっています。
ゴールデンウィークの前半とは違って、暖かいと言うよりは暑さを感じます。

10連休だった今年のゴールデンウィークもいよいよ今日で終わりですが、皆さんはどんなゴールデンウィークを過ごされましたか?
明日からは普段の生活に戻るわけですが、10連休もするとなかなかエンジンもかからないですよね。
私もサラリーマン時代はそうでした(笑)

10連休だった今年のゴールデンウィークの締めくくりと言えるのかどうか分かりませんが、今夜、みずがめ座η(エータ)流星群のピークを迎えるそうです。
正確には7日の未明と言うことなので、明日の夜があける前のようですが、ゴールデンウィーク明け、少し早起きをして流れ星を見るのも良いかも知れませんね。身体を仕事モードに変換するためにも良いかもですよ(*^^*)

2019年のみずがめ座η(エータ)流星群のピーク時間は

今年のみずがめ座η(エータ)流星群の見頃は、国立天文台によると5月7日の日の出2時間半前から1時間半前までの1時間程度がいちばんの見頃となりそうだと言うことです。

この時間は、東京だと2時頃から3時頃までがこの時間帯にあたるそうです。また、大阪では、東京と日の出の時間が約20分遅くなるので、その時間を考慮すると見頃の時間になるのかなと思います。

そして、今年は月明かりの影響がない上に、みずがめ座流星群のピーク時間が夜明け前の観察に適した時間帯となるという、好条件に恵まれているので、天の川が見えるような空の暗い場所で観察すると1時間に10個程度の流星が見ることができる可能性もあるそうです。

みずがめ座η(エータ)流星群の見える方角は

みずがめ座η(エータ)流星群

引用元:国立天文台 天文情報センター

みずがめ座η(エータ)流星群は、未明の東の空に登ってきますが、特に方角を気にする必要は無いそうです。

みずがめ座η(エータ)流星群は、日本のように中・高緯度に位置する地域では、流星群の流星がそこから放射状に出現するように見える点「放射点」があまり高く登らないそうです。

放射点の高度が低いと見える流星の数が少なくなる傾向にあるそうですが、その一方で、放射点の高度が低いことで軌跡の長い見事な流星が出現することがあるそうです。

みずがめ座η(エータ)流星群の観測の仕方

  • 近くに明かりが少なく、空を広く見渡せる場所を選ぶ。
  • 方角は気にする必要はないです。
  • 望遠鏡や双眼鏡は使用せずに肉眼で観測するのが適している。
  • まだまだ朝は冷えるので防寒対策は忘れないように暖かくして観測して下さいね。

放射点にあまりこだわらずに、できるだけ空が広く見渡せる場所を選んで、空の広い範囲を見るように意識して見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなるそうです。

みずがめ座η(エータ)流星群とは

みずがめ座η(エータ)流星群は、5月の連休の頃に極大を迎える流星群で、母天体は、10月のオリオン座流星群と同じで、有名なハレー彗星(1P/Halley)です。母天体のハレー彗星が残していった塵が、流星となっていると考えられています。

まとめ

  • みずがめ座η(エータ)流星群がピークを迎えます。
  • 5月7日の日の出2時間半前から1時間半前までの1時間程度がいちばんの見頃。
  • 東京だと2時頃から3時頃までがこの時間帯。
  • 放射点にあまりこだわらずに、できるだけ空が広く見渡せる場所を選んで観測。
  • まだまだ冷えるので防寒対策は万全に。

今年のみずがめ座η(エータ)流星群は、ピークを迎える時間が観測に適した時間帯で、かつ月明かりの影響が少ないと言う好条件に恵まれているので、人工の明かりが少ない場所を選んで観測すれば、流星が見える可能性も高くなりそうです。

是非、早起きしてみずがめ座η(エータ)流星群を観測してみませんか?